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急に腰が・・・・ (2012.10.16)

昼間の強い日差しの中でも、ふく風は涼しく感じられます。
だんだん寒さを増してくるのでしょう。
いかがお過ごしでしょうか?

毎年、この時期やたら多くなるのが腰痛です。
痛み具合は様々なのです。
ひどい場合は安静にしてても痛くてじっとしてられない。
なんて事も・・・・

腰痛で気をつけないといけないのが、急性症状なのか、違うのかということ。
急性でなければ、多少間違った事をしてもダメージは少ないのですが、急性の場合えらい目にあう場合があります。

ぎっくり腰の経験がある方は、痛みが出た瞬間、これはやったか?
みたいな感覚が理解できます。
痛みのきっかけになる動作は、強い弱いはありません。
別に重いものを持ったわけでなくても、ささいな動きでとんでもない痛みに進行する場合があります。
おそらくそれは急性。
 
経験のない方の場合、何かいつもと違う感覚が走った、何か切れるような音か感触がした、という時は要注意。
経過をみて、だんだん痛みが強くなってくる・・・うまく動けなくなってくる・・・・
という時は、横になってできるだけ楽な姿勢をとりましょう。
そして、最も痛いと感じる所を、氷(なければアイスノンみたいなのでも大丈夫)を使って冷やします。
治療的に行う場合は、肌に直接、もしくは手ぬぐい1枚はさむ程度で直接皮膚表面から冷やします。場合によっては軽い振動を加えたり。
冷たくてつらくても、20分程度ははずしません。
自分でやる場合、冷たいのを直接皮膚に当てるのはつらいので、タオルくらいはさんでもいいと思います。
頑張れるとこまで頑張ったら、いったんはずし、落ち着いたらまた冷やす。
これを繰り返します。

まかり間違っても、温かいものをあてがったり、湯にゆっくり浸かる・・・なんて事はしないよう注意しましょう。
急性の場合、最初に充分冷やすか、温めるかで、その先の経過が大きく変わってきます。

動かすと痛いという事は、動かすな・・・と身体が警告している訳です。
痛まない動きは大丈夫。でも痛みが強くなる動きはできるだけせず、楽な姿勢で安静にしましょう。
私なら、そこで痛みどめ(頭痛薬)を使う事もあると思います。

そして、痛みが落ち着き少し動けるかな・・・くらいからきちんと処置をすると一番いいと思います。

よく、モーションの大きな体術でぎっくり腰を一発で治す・・・と豪語する例を耳にします。
おそらくこれは、いちかばちかでしょう。
痛みが減った人もいる。そこにかけるのも、一つの方法ではあると思います。

では。



 

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